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峠の群像はじまりは高田馬場の決闘、中山安兵衛(堀部安兵衛)が高田馬場へ急ぎ駆け抜ける場面から。 ちょうど生類憐みの令や水戸黄門、劇作家近松門左衛門の時代。 年末時代劇でドラマチックに描かれる忠臣蔵を吉良家・浅野家それぞれの立場、財政事情、その時代の経済状況を 説明しながら語っていく。 吉良上野介は決して意地の 悪い悪人ではないし、浅野内匠頭も藩や家臣のために精一杯生きていた。 1巻〜4巻とちょっと長いですが現代に照らし合わせて、自分の目線で知ることの出来る忠臣蔵です。 著者:堺 屋 太 一
マリコ「マリコの病気は悪くなる一方です。」 真珠湾攻撃の直前、マリ子の名は暗号として使われる。「マリコの病気は悪くなる一方です。」とは 「アメリカ側の態度は悪くなる一方です。」 何とか戦争を回避しようと努力していたけれど。 日本人外交官寺崎英成とアメリカ人グエン・テラサキの間に生まれた"マリ子"の半生 を描いたノンフィクション。 著者:柳 田 邦 男
ちょっとピンボケタイトルに惹かれて読み、実はとても有名な報道写真家であったことを知る。 第二次世界大戦の頃の手記。戦争という人間の醜い部分を撮りながらも人間を愛し ていたことがよくわかる。どこへ行ってもどんな国の人であろうと、そこへ溶け込んでいく様は 彼の人となりを充分理解できる。この本を読んだ後に写真集を見ると、戦争 の虚しさや人間の愚かさがより一層伝わってくる。しみじみとしみわたってくる。 著者:ロバート・キャパ
あさ/朝カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき・・・ ・・・ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと そうしていわば交替で地球を守る 「朝のリレー」 すてきな詩ですね。全文紹介できないのが残念です。 時間を、一日を隔たりなく見知らぬ人から人へとつないでいく。言葉や考え方が違っても見えない何かで人類はつながっている。 "私は孤独ではない"と感じた詩です。 著者:谷 川 俊 太 郎
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